ラテン語の形容詞はかなり複雑です。
なぜなら、名詞の性、単数複数、格によって変化させなければいけません。
英語は形容詞に変化はありません。
フランス語は名詞の性によって変わって来ますが格変化はしません。
ドイツ語は性によって変わって来ますし、格変化もします。
ラテン語は、ドイツ語のように性によって変わって来ますし格変化もします。
しかもドイツ語より格変化が多いです。
ただ、パターンがあるので違いを知れば難しくありません。
形容詞の判別方法
ラテン語の形容詞は、なかなか名詞と区別が付きにくかったりしますが、形容詞の語尾は
の4種類が多いです。
その中でもほとんどが、上の3つで、-nsは少ないです。
更に「x」で終わったりする形容詞などもあります。
形容詞の格変化
女性と中性が共通の形容詞
「us」で終わる形容詞と「er」で終わる形容詞がありますが、男性形が変わるだけなので覚えやすいです。
しかも
「-um」が付くのは単数第四格と複数第ニ格は名詞でもありましたし、
「-um」で終わる名詞は中性名詞でしたので中性第一格の「-um」も理解しやすいですね。
あとは
「-ae」は女性名詞に付く語尾でしたね。
us または er で終わる形容詞
「-us」で終わる形容詞は男性単数呼格は「-e」になり、「-er」で終わる形容詞は男性単数呼格は「-er」になります。
男性と女性が同じ形の形容詞
意外ですが、男性と女性が同じ形の形容詞です。
中性もそこまで大きくは変わらないのでそこまで難しくはないでしょう。
中性が変わる部分は第一格と第四格だけです。
第一格と第四格はよく同じ語尾が多かったりするので、わりと覚えやすいですね。
nsで終わる形容詞
isで終わる形容詞
「nsで終わる形容詞」の男性女性単数の「〜は」「〜よ!」と中性単数が変わるだけです。
その他
「isで終わる形容詞」の「〜は」が変わるだけで、あとはほとんど同じです。
erで終わる形容詞