新古典主義様式の特徴や建築技術の名称と代表的建造物の一覧

新古典主義様式は、主に西洋建築における18世紀後半~19世紀初頭頃の様式です。
古代ギリシャ・ローマ建築の影響を受け、シンプルで均整の取れたデザインが特徴

新古典主義の特徴

対称性と秩序

シンメトリーを重視し、バランスの取れたデザイン

直線的でシンプルな装飾

バロックやロココの華美な装飾を避ける

円柱やペディメントの使用

ギリシャ神殿風の要素(ドリス式・イオニア式などの柱)

白や落ち着いた色調

華やかな色よりも、洗練された落ち着いた色使い

新古典主義の派生や内包様式

ルイ16世様式

フランス宮廷中心の室内装飾などの新古典主義様式。

アンピール様式(帝政様式)

第二次新古典主義様式とも言われ、古代ローマ風の力強い表現が特徴。

ボザール様式

パリのエコール・デ・ボザールで教えられた学術建築様式。

新古典主義様式を基軸に、ルネサンスやバロックを取り入れたり、近代的な要素も取り入れたりし、19世紀末から20世紀にかけて、ヨーロッパとアメリカ大陸において広まった新古典からの派生様式。

新古典主義様式の有名な建造物一覧

大英博物館

現様式着工年 - 完成年 ??? - 1759年
現在の国名 イギリス 
着工当時の国名 イギリス帝国
建築分類 その他


ルートヴィヒスルスト宮殿

現様式着工年 - 完成年 1772年 - 1776年
現在の国名 ドイツ 
着工当時の国名 神聖ローマ帝国
建築分類 宮殿

北ドイツのヴェルサイユ宮殿とも呼ばれる。

ルートヴィヒスブルク宮殿と名前も呼ばれ方も似ているが、場所も異なる。

着工時は、神聖ローマ帝国内のメクレンブルク=シュヴェリーン公国。

 「ルートヴィヒスルスト宮殿」を詳しく見る


コンピエーニュ宮殿

現様式着工年 - 完成年 1751年 - 1788年
現在の国名 フランス 
着工当時の国名 フランス王国
建築分類 宮殿

アンピール様式(新古典主義の一つ)

 「コンピエーニュ宮殿」を詳しく見る


パンテオン(パリ)

現様式着工年 - 完成年 ??? - 1792年
現在の国名 フランス 
着工当時の国名 フランス王国
建築分類 その他

ギリシャ・ローマ風の円柱とドームを備えた代表的な建築


ブリュッセル王宮

現様式着工年 - 完成年 1815年 - 1829年
現在の国名 ベルギー 
着工当時の国名 同上
建築分類 宮殿

ベルギー国王と女王の公邸です。

しかし、王とその家族はブリュッセル北部のラーケン王宮に住んでいるため、王室の住居としては使用されていません。


バッキンガム宮殿

現様式着工年 - 完成年 1703年 - 1837年
現在の国名 イギリス 
着工当時の国名 イギリス帝国
建築分類 宮殿

イギリス国王の宮殿。

1924年に建立されたが、1825年ごろから大改築が行われ、ルネサンス建築からネオクラシック建築(新古典主義様式)に改築された。


ヘルシンキ大聖堂

現様式着工年 - 完成年 1830年 - 1852年
現在の国名 フィンランド 
着工当時の国名 同上
建築分類 教会・大聖堂

ネオクラシック様式の美しい白い大聖堂。